国土交通省が設置した「大型車の車輪脱落事故防止対策に係る調査・分析検討会」において、大型車の使用者等にヒアリング調査を行ったところ、タイヤ脱着作業時にワッシャ付きホイール・ナットの点検、清掃や各部位への潤滑剤の塗布等が適切に実施されていない等の問題点が確認されております。
 この状況を鑑み、大型自動車メーカー(4社)では、大型車の使用者に対して、ホイール・ナットの緊急点検を実施するよう、DMにて通知しております自働車整備工場におかれましても、大型車の使用者より当該緊急点検の依頼があった場合には、適切な緊急点検の実施にご協力の程、宜しくお願いいたします。
 なお、緊急点検時、著しい錆等の劣化が見受けられた際にホイール・ナットを交換することとなりますが、左後輪については、劣化したホイール・ナットと交換で新しい純正ホイール・ナットが無償提供されます。

【緊急点検の実施期間】
  令和4年10月1日~令和5年2月28日

【対象車両】
  ISO方式ホイール・ナットを採用した大型トラック、バスのうち、初度登録年月日が平成30年9月30日以前の車(初度登録年から4年超)

 詳細につきましては、日整連ホームページをご確認ください。